英国=口蹄疫感染区以外も、擬似症例発見
【大紀元日本8月16日】8月14日、英国首席獣医師・レイノツ氏は、イングランド・ケント州の農家に口蹄疫擬似症例が発見し、現在、調査を進めていることを明らかにした。今回の擬似症例はサリー州ギルフォード感染区以外に発見した初めての症例である。
レイノツ獣医師は、感染発生した農家周辺ではすでに監視区を設け、家畜に対して検疫を行っており、結果は15日午前中(現地時間)に発表する予定だと説明した。レイノツ氏は、今回の擬似症例は8月7日に発見した口蹄疫症例に似っており、今回の結果に強く関心を寄せているという。
英国環境・食糧・農村事務局のスポークスマンによると、当局は口蹄疫感染に慎重な態度を取っており、厳重に警戒しているという。英国文化大臣は、口蹄疫の発生により影響を受けた旅行業者に対して100万ポンド(約2兆3570億円)の助成金を支給することを決定し、これを以って、英国人の旅行客が外国へ流れず、国内に足を留めるように促したいとしている。
英国では8月3日、7日にサリー州の2箇所の農場で口蹄疫が発生し、両農場の周辺半径10キロ範囲で監視区が設けられている。
(記者・周成)
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]