万里の長城にチベット独立スローガン、チベット人強制連行=中国北京

【大紀元日本8月11日】英ロンドンの「自由チベット運動」および米ニューヨークの「自由チベット学生運動」両団体の情報によると、8月7日、中国でチベット人6人が警察に勾留されたという。

両団体によると、6人は万里の長城で「同じ世界、同じ夢、自由チベット2008」のスローガンを書いてある大きさ42平方メートルの横断幕を城壁に掛けたことを明らかにした。

6人は現場で約2時間勾留された後、警察に強制連行された。両団体の発表の中では、連行された6人の国籍および、長城のどの辺りで横断幕を掛けたかについては明らかにしていない。

ロイター通信社は中国外交部(外務省に相当)に同件について尋ねたが、当局はコメントを控えた。

今年4月、米国人5人はチベットのシガツェのチョモランマでチベット独立横断幕を掲げたことで逮捕され、その後国外追放された。

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