中国新疆:主要河川の水が消える、農地耕作を放棄
【大紀元日本7月18日】中国北西部の新疆ウィグル自治区のアルタイ(阿爾泰)地区で、持続的な高温により干ばつが発生、ウルングル湖(烏倫古湖)では100日間以上水がなくなり。イルティシュ川も1週間以上に、水流がなくなった。それによる、現地の約1千ヘクタールの農地の耕作が放置されたまま。
イルティシュ川、長さは2969km。流域面積は1,643,000km²。中国の北氷洋につなぐ唯一の河川。源流は中国のアルタイ山脈南西斜面。新疆の第2大河川。
昨年末からこれまで、アルタイ地区の降雨量は例年同期と比べ、約半減した。東部地区の降雪量は例年の3分の1も満たない。これまでの記録を刷新した。それに加え、春夏シーズンは高温の天気が続いている。史上前例のない干ばつに直面。
このような情況の中、ウルングル湖(烏倫古湖)はすでに100日間以上、水がほぼ完全に消えた。現地の1千ヘクタールの農地が耕作できないほか、国家一級保護動物ビーバーの生息環境をも影響している。
現地の住民は深刻な干ばつに悩まされている。
子供が砂遊ぶしている場所は、川床だった(大紀元資料室)
水が消えたイルティシュ川の川床(大紀元資料室)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。