中乗の教え
【大紀元日本7月16日】昔、或る所に世間の俗事に全く興味を持たない男がいた。俗事に興味がないので商売にも身が入らず、なまけものではないのだが、当然の如く世間知らずなために貧乏であった。
そんなある日、男の友人が「仏の教え」について紹介してくれた。聞くと、大川の向こうの山腹に寺があり、多くの青年たちが修行に励み「得度」しているという。「これはいいや・・・」もうこの世には未練もない。「いっそ山の寺に篭って修行に励もう・・・そうすれば何かが掴めるかもしれないぞ・・・」男はそうつぶやくと修行に出る決心を固めた。
大川のほとりに着くと船頭がおり、「お若いの、修行ですかな・・・・禁欲生活はその歳ではつらいかもしれませんよ」と声を掛けてきた。男はかぶりを振りながら、「いや何々!私は俗事には興味がなく、天下人の名すら知りません・・・当然の如く貧乏で未練すらないのです」というと、いくばくかの銭を渡して船を出してもらった。
関連記事
恋煩いで半年も食べられなくなった女性。名医が見抜いたのは、体の病ではなく「考えすぎ」でした。心と胃腸をつなぐ中医学の知恵をご紹介
肌のくすみ、抜け毛、疲れやすさは「気血不足」のサインかもしれません。中医学の視点から、食事・睡眠・運動で内側の活力を整える方法を紹介します
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
小さなランタナは、互いに争わず、それぞれの時に咲く。人と比べず、自分の色と出番を信じて生きることの美しさを見つめます