中国湖南省:洞庭湖区野ネズミ駆除、225万匹捕
【大紀元日本7月12日】今年6月下旬以降、湖南省洞庭湖区の400万ムー(約30万ヘクタール)以上ある中洲で野ネズミの被害が発生している。元当局はこれに対して、洞庭湖区に生息している約20億匹の東方野ネズミの駆除を行った。
香港紙「明報」によると、洞庭湖区地元の人々は堤防に沿って棍棒で野ネズミを叩き、一振りで2~3匹の野ネズミが叩きによって死亡する。また、シャベルを使う人は、一振りで7~8匹が死ぬという。さらに、漁に使用する網で野ネズミを捕獲する人もおり、この方法で、1度で数キロの野ネズミが捕れるという。大通湖区の統計数字によると、6月21日より、全区において、すでに90数トンの計225万匹の野ネズミが処理されたという。
湖南省植保植検局の専門家によると、今年の6月下旬に、長江上流ダムの放流の影響で、大通湖区など地区の水位が一気に上がり、洞庭湖区の大量の野ネズミが内陸へ移動したことから、被害が拡大したという。
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