中国国内市場流通商品、2割が不合格品=中国関係当局

【大紀元日本7月7日】中国国家質量監督検査検疫総局(国家質検総局)の統計によると、中国国内市場に流通している各種商品について、その2割が不合格品であるとし、その内、もっとも多く占めているのは、やはり食品関係のものであるという。

英国BBCによると、国家質検総局の資料では、検査を受けた商品の種類は食品から化学肥料および農業用機械まで多種にわたり、結果として19・1%の商品は基準に達していないことが示された。中でも多くの食品に有毒物質または菌類が基準値を上回っていることが深刻な現状であるという。

報道によると、特に今年に入ってから、米国における有毒物質含有中国産原料使用のペットフードや米国に輸入禁止されている5種類の水産物および歯磨き粉事件などが相次いで発生していることから、中国食品の品質問題は国内外の消費者の強い関心が引き寄せられているという。

中国国内市場における不合格品食品はもっとも氾濫しており、特に缶詰、乾物および果汁飲料がそうである。中国政府の関係部門は措置を取り対処し、中国製品品質問題の改善を図ると明らかにした。

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]