中国製欠陥タイヤで死亡事故、45万本リコール=米国

【大紀元日本6月27日】米国で走行中のワゴン車のタイヤが突然破裂して車が横転し死者が出た事故で、中国製タイヤの安全問題が注目を集めた。専門家による調査の結果、タイヤには、ゴムの剥離を防ぐ強化加工が施されていなかったという。米国販売会社がすでに政府機関にタイヤ約45万本のリコールの協力を要請したという。

米国メディアの25日付報道によると、米国のタイヤ販売会社(FTS=本部・米国ニュージャージー州)が最近、米政府機構・全国幹線道路交通安全管理局(NHTSA)に、自社が販売した約45万本の中国製トラックタイヤのリコールへの協力を要請した。問題のタイヤの商標はWestlake、Telluride、Compass、YKSであり、メーカーは中国浙江省杭州のゴム製造会社「杭州中策橡胶有限公司」。

FTS社は、中国メーカーが2002年より製造したタイヤは、ある重要な安全性能が欠けていることを発見し、全国幹線道路交通管理安全局に、同メーカーのタイヤをすべてリコールする必要があると報告した。

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