続報:労働奴隷、児童80人救出に成功=中国山西・河南省
【大紀元日本6月18日】AP通信社6月16日の報道によると、中国関係当局は山西・河南両省の炭鉱やレンガ工場などから、さらに80人の児童を救出したことを明らかにした。今回の児童を含めて、ここ1ヶ月間で、救出された児童奴隷労働者の人数は548人にのぼる。
報道によると、働かされた児童の大部分は誘拐され、1人当たり約500元(約7700円)で炭鉱、レンガ工場へ売り飛ばされたという。児童たちは、監禁、殴打され、1日14時間の労働を強いられたという。そのうち最年少者がわずか8歳だという。
胡錦濤中国国家主席など上層部は同件について、調査処理の指示を下したのち、山西・河南両省の公安部門は、レンガ工場、炭鉱、鉄鉱に対して連日捜査を行い、山西省で1万4千人の警察が2500箇所の炭鉱に対して、抜き打ち調査を行った。
報道によると、炭鉱、鉄鉱、レンガ工場で強制労働させられている児童は千人以上おり、子供の親たちは両省政府に対して、奴隷労働問題を見逃し、レンガ工場業者および人身売買組織を擁護していると訴えた。
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