中国当局、衛星放送アンテナの設置を厳しく取り締まる
【大紀元日本6月12日】中国国内の多くの省・市などで、地方政府や公安警察などの政府機構が連携して専門の「取り締まりチーム」を結成し、「わいせつな放送を取締る」「社会の不安定要因を駆除する」などの名目で、住民が自宅に設置した衛星放送の受信アンテナを強制撤回・破壊している。
本紙記者が北京市広播電視局(北京市の放送を主導・管轄する政府機構)を電話取材した。対応に出た関係者は、国内の衛星放送アンテナの販売・設置が増えているため、当局が取り締まりを一層強化しているのを認め、「個人が衛星放送を受信できる設備を設置・使用してはならない。違反者には、5000元(約8万円)以下の罰金に処する。企業の場合では、5万元(約80万円)以下の罰金を徴収する」と話した。
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