【季節のテーブル】豆腐を食して「ユリシーズ」

【大紀元日本6月10日】物覚えの悪い小僧さんが、買い物に出かけました。豆腐の日の6月12日に祝って食べるためにです。「豆腐、とうふ、トウフ」と言いながら歩いていて、思わず石につまずきました。やれ!どっこいしょと言った途端に,豆腐はどこへ、やら?辿りついた店先で「どっこいしょ、一丁」下さい・・・という顛末になります。落語『どっこいしょ豆腐』です。これはユーモアの旅です。

豆腐は、奈良時代に遣唐使が伝えたといいます。天明2年(1782)に『豆腐百珍』(百種類の豆腐料理)が刊行されて、豆腐人気を不動のものにします。著者はその名もずばり、酔狂道人何必醇(すいきょうどうじんかひつじゅん)という、何やら曰く言い難いネーミングの趣味人でした。江戸時代の趣味人は、途方もない大学者といったところです。とても高尚な?今は失われた江戸趣味の大家たちの努力が、日本の食卓に豆腐を定着させました。

▶ 続きを読む
関連記事
白露の朝は、乾燥と胃腸の弱りに注意。かぼちゃ、オクラ、卵を煮込んだ温かいお粥で、秋の体をやさしく整えます
トウモロコシは甘いだけではありません。腸、目、抗酸化を支える栄養から、選び方・調理・保存のコツまで解説します
中国の伝統的な職人精神を紐解く一編。宋代の茶碗や古琴など身近な器物に宿る美を通し、単なる技術や派手さを超えた「敬」と「静」、天人合一の思想を描く。日常の道具に心を込め、精神を高める美学に迫る
毎日ひとつかみのナッツが、高血圧リスクを26%も低下させる?最新研究で判明した血圧管理に効く栄養素と、効果的な「おやつの置き換え術」を解説。さらに中医学の視点から、食べ過ぎに注意すべき2つの体質や正しい選び方まで網羅した必読記事です!
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します