魏京生事件:背後に中共の工作か=日本の専門家
【大紀元日本6月5日】魏京生基金会が発表した最新情報によると、日本に入国拒否された有名な中国民主化運動活動家の魏京生氏は、いま依然成田空港に滞留されている。今回の魏京生事件は、日本の大手メディアに報道された後、日本の各界及び海外から広く注目されている。
魏氏の来日を招聘した中国民主陣線日本支部責任者の林飛氏は5日、成田空港に出向いて関係当局に交渉した。林氏によると、魏氏本人に会えなかったが、電話で連絡が取れた。現在、魏京生氏の健康状況は思わしくなく、グアムに行く計画を放棄せざる得なくなった。さらに、林氏は「とても心配しており、できるだけ早く医者の治療を受けさせてほしい」と魏氏の監視に当たる当局に求めている。事件は今日で3日目に入り、依然解決のめどが見えていない。
これまで、日本入国管理局から公表された入国拒否の理由は、「観光と休息以外ならビザが必要になる」ということだが、日本で有名な時事政治論説家の浜田和幸氏や日本の人権活動家らは、魏氏の入国を拒否した主な原因が中国側の圧力によるものと考えている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。