米中間に、軍事ホットライン、9月に決定か
【大紀元日本6月2日】北京の軍高官が2日、米中間に「軍事ホットライン」を創設することを明らかにした。中国人民解放軍の章沁生・副参謀総長が本年9月に米国を訪問すれば、中国人民解放軍と米国防総省で決めるとしている。米政府は、中国の軍事増強に警戒感を強めていることから、軍事関係の改善を目指す動きとみられる。ロイター通信が伝えた。
章・副参謀総長がシンガポールでのアジア安全保障関連の会議(主催・国際戦略研究所=英国)で「我々はホットラインの創設を決めるだろう」と発表した。本年9月に第9回米中軍事会議を持つ予定で、その中でホットライン創設を決めるという。
章・副参謀総長は、前国防長官のウイリアム・コーエン氏などから、中国軍事力の透明性について質問されたが、中国の基本原則は「自衛」であると繰り返した。
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