世界最大の客船「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」

【大紀元日本5月17日】世界最大の豪華客船「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」は、総排水量15.8万トン、船体339メートル、船幅56メートルで、高さは72メートル。乗客4370人と乗務員1360人を収容でき、「メアリー女王2号」の許容乗客数2620人を大きく上回っている。

「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」は2005年8月にフィンランドで竣工し、アーカー・ヤーズ造船所がそれを高値で米国のロイヤル・カリビアン・クルーズ社に販売した。

もちろん、このような豪華な客船による旅は相当な代価を支払わないと乗船できず、一人最低1463英ポンドの料金が必要だ。酒類以外のすべての食事がこの料金に含まれる。

代金が安くない代わり、「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」の施設はすべて一流である。船上には1817の船室があり、すべての船室にはプラズマテレビが備わっている。船上で最大の「大統領ファミリールーム」には、4つの寝室、4つの浴室に屋外のバブル浴槽が付いている。

「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」の豪華さは人々の想像を超える。15階建ての甲板には、レストラン、プール、カジノ、ナイト・クラブ、トレーニング・ジムなどの基本的な施設のほか、サーフィン用プール、ロッククライミング場、氷の宮殿、ゴルフ場がある。また、6階分の高さのあるショッピングセンターには店が林立していて、1300人を収容できる大きな劇場などもある。船上で何日過ごしても、旅客が飽きることはない。中でも最も誇れるのが、海の景色が見える透明なエレベーター2台で、クルーズ社は、「内部の装飾をとっても、景観をとっても、そのずば抜けた豪華さは、ドバイの帆船をかたどった優美なホテルに比べても引けを取らないものだ」という。

船上でのサーフィン(Bruno Vincent/Getty Images)

甲板の上(Bruno Vincent/Getty Images)

氷の宮殿(Bruno Vincent/Getty Images)

レストラン(Bruno Vincent/Getty Images)

カジノ(Bruno Vincent/Getty Images)

大統領ファミリールーム(Bruno Vincent/Getty Images)

ロッククライミング場(Bruno Vincent/Getty Images)

(sbw-photo/Getty Images)

(SBW PHOTO /AFP)

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。