中国瀋陽市:工業団地大火災、1人死亡

【大紀元日本4月7日】新華ネットによると、6日午前9時、瀋陽市南京北街の東北自動車部品工業団地で、火災が発生し、同日午後10時になってもまだ鎮火できないでいるという。火災からもたらした空気の汚染およびほこりは、周辺地区へ深刻に波及している。現時点では、死者1人とみられる。

報道によると、濃い煙はビルの中から続々と湧いてきており、ビルの上層部分の炎ははっきりと見えて、現場には数百人の武装警察などが厳しく警備しているという。一方、瀋陽市は合計14カ所の消防署中隊、消防車78台、消防士274人を出動させ、消火活動にあてた。

しかし、強い炎で周辺地区は停電と断水となり、住民たちは日常生活や食事の支度ができなくなったという。火災は自動車部品のメーカーが集中する場所であるため、タイヤ、潤滑油、プラスチック製品など燃えやすいものが満ちており、事故現場および周辺の大気中に鼻を刺激するような臭いが充満しており、大気汚染がひどく、住民たちの生活に深刻な影響を及ぼしている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。