広東省、大規模な「売血村」が摘発される

【大紀元日本4月7日】 広東省掲陽市でこのほど、自分の血液を売ることで生計を立てる集団の存在(現地では「血奴」と呼ばれている)が明るみになった。「血頭」と呼ばれるボスは「血奴」を道具に暴利を得ているという。中国紙「信息時報」が報じた。

報道によると、「血奴」は千人近く達している。この人たちはまったく働かずに、平均で一ヶ月に15回以上血を取り出す。そのため、全身が腫れたり、あるいは激しく痩せたりし、血液の生成を促進する薬を常時服用するという。

広東省はエイズの高感染地域である上、SARSと鳥インフルエンザの感染源ともなっている。今回の血液売買が発見されると、事態を憂慮する声が上がっている。情報によると、広東省衛生庁の幹部らは現地入りし調査を始めたという。

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