写真報道:早くも砂嵐に見舞われた中国各地

【大紀元日本4月5日】中国は今年3月までに、すでに9回の砂嵐に見舞われた。環境問題はすでに中国経済に多大な影響を与えており、中国当局による環境問題への取り組み強化が求められている。

中国気象庁災害予測局の翟盤茂・副局長は4月2日の記者会見で、3月末までに中国各地で発生した9回の砂嵐のうち、新疆、内モンゴル、甘粛で起きた2回の砂嵐がもっとも深刻であると発表した。一方、数日前に遼寧省瀋陽市で発生した砂嵐では、全市に及ぶ降塵量が1万4000トン近くあったという。

近年、中国国内では砂嵐が頻発しており、特に昨年、33万トンの黄砂が一夜にして北京市を覆ってしまったことは記憶に新しい。中国では昨年より砂嵐発生数が激増し、南新疆の一部地域は数ヶ月にわたって黄砂に見舞われた。

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