中国山西省:無許可生産炭鉱、ガス爆発続出

【大紀元日本3月30日】中国山西省臨汾市余家嶺炭鉱で28日午前11時30分ごろ、ガス爆発が発生し、救援隊は29日午前、前日に行方不明だった7人の遺体を発見したことから、死者は26人に上った。救出作業はほぼ終了した。

当局関係部門の調査によると、爆発当時、炭鉱内には106人がおり、その内の80人は無事に逃げ出したが、1人が重傷を負い、現在は救急措置を施されている。

余家嶺炭鉱は臨汾市から50キロメートルを離れた場所にあり、査定により年間生産量が9万トン程度で、郷鎮地方(小型)炭鉱とされている。同炭鉱の安全生産許可証を含む6つの許可証は共に期限が過ぎており、無許可生産であることが分かった。現在、安全生産監督および公安等部門が事故原因調査を行い、炭鉱所有者、炭鉱責任者等多数関係者は公安当局による取調べが行われる予定である。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。