【瓦版「平成見聞記」】最年少女流棋士・里見香奈(14才)
【大紀元日本3月8日】出雲の「イナズマ流」現れる!の表現がにわかに女流将棋界で躍り始めた。将棋界にニューウエーブをもたらす斬新な才能が、颯爽と登場してきた予感が伝わってきた。こんな虫の知らせは、そういつも吹いてくるものではない。あどけなさが残るが実力は本物だと、周りのプロ棋士を唸らせた。
今回の将棋戦「レディスオープントーナメント」(1987年創設・毎年11月から12月にかけてトーナメントが組まれる)で話題の人となったのは、島根県出雲市出身のプロ1級女流棋士・里見香奈さんだ。プロ・アマ・育成会員を交えての戦いにおいて、並み居る強豪を退けて決勝戦へと駒を進めた。名実ともにナンバーワンの矢内理絵子・女流名人と、雌雄を決する願ってもない戦いに中学3年生が挑んだ。
東京・将棋会館での決勝3番勝負の第1局(1月11日)は、先手番・里見さんが得意の中飛車戦法を駆使し、最後まで名人を圧倒して勝利をもぎ取った。第2局(2月5日)は矢内名人が冷静に指し、里見さんの勢いを殺(そ)いで戦いを制して五分に戻した。決戦は第3局(2月22日)までもつれ込んだ。勝敗の行くえに胸が高鳴った将棋ファンも多かっただろう。
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