米国レストランは「過食」を奨励=米消費者団体
米国の消費者団体が26日、国内のチェーンレストランの多くが、客が注文した料理について説明も無いまま1日分の総摂取カロリーに相当するメニューを提供し、「過食」を奨励していると訴えた。
米公益科学センターのマイケル・ジェイコブソン事務局長は、チーズがふんだんに盛られたチキンパスタを手にし、このような食事が国内にまん延する肥満や心臓疾患を助長していると警告。地方、州、連邦政府がレストランに対し、メニューに栄養データを載せるように要請すべきだと語った。
また同事務局長は、1皿当たり2050カロリーを超えるメニューを提供しているいくつかのチェーンレストランの名を挙げ、肥満や心臓疾患の予防に取り組むならば、これらレストランの食事を何とかしなければならないと指摘した。
1日当たりに必要とされる平均摂取カロリーは、女性で2000カロリー、男性で2500カロリーとされている。
[ワシントン 26日 ロイター]
関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。