B型肝炎保菌者1・2億人、社会差別が深刻化=中国

【大紀元日本2月22日】中国の1億に上るB型肝炎保菌者の多くは、仕事および日常生活において社会から深刻な差別を受けている。専門家らは、B型肝炎は一時的接触によって感染するものではないにも拘らず、保菌者は中国では深刻な差別を受けていることは、B型肝炎に対する誤解からもたらされたと分析している。

*1億人以上が差別されている

2月13日のワシントン・ポストの報道によると、上海西地区沿海都市の呉江市の電子部品会社で勤務しているエンジニアリング廖さん(28)は、会社の健康診断でB型肝炎の保菌者であることが分かり、職を失ったという。廖さんは別の病院で再検査を行い、やはりB型肝炎保菌者であることは変わらなかったが、廖さんの肝臓およびDNAは共に正常であり、仕事には影響しないと医師の見解だった。しかし、会社側の決定は変わらなかった。実際、中国には少なくても人口の10%がB型肝炎保菌者であり、社会のいたるところで差別されているという。

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