米1ドル新硬貨、流通開始

【大紀元日本2月19日】「米大統領の日」(2月19日)および米初代大統領のジョージ・ワシントンの誕生日(同月22日)を前に、米1ドル新硬貨が15日、米国流通し初めた。新硬貨の表面は米初代大統領ジョージ・ワシントンが刻まれる。米連邦造幣局が出した歴代大統領像の新1ドル硬貨シリーズの第一号である。

メディアに「ワシントン硬貨」と呼ばれるこの新1ドルコインは、米連邦造幣局の米歴代大統領記念とした37種類の新1ドル硬貨シリーズの第一号である。新硬貨シリーズは現在または死去して2年以内の大統領を除き、37人の歴代大統領の肖像が正面に刻まれる。裏面には自由の女神が刻まれており、寸法・色は現行の1ドルコインと基本的に同じ。

37種類の新1ドル硬貨は、3ヵ月ごとに就任順の大統領像の新硬貨が発行され、2016年まで発行完成される予定。今年中に発行されるのは初代大統領のほか、第2代のジョン・アダムズ、第3代のトーマス・ジェファーソンと第4代のジェームズ・マディソン。

これに対して、米市民はすでに1ドル紙幣に使い慣れているため、硬貨は紙幣に取って代わることはないであろうと世論調査で明らかになった。

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