WOIPFG:新唐人新年祝賀祭への妨害、中共に追及通告

【大紀元日本2月13日】「法輪功迫害を追及する国際組織(=WOIPFG)」は、新唐人テレビ局が主催した2006年クリスマスの「ホリデー・ワンダース」及び2007年「全世界華人新年祝賀祭」の準備期間中及び開かれた際に、中国共産党(中共)当局は計画的かつ組織的妨害活動を起こしたことに対し、次のように通告を発表した。

米国を拠点とする独立の中国語メディア新唐人テレビ局は、2004年から始まった「全世界華人新年祝賀祭」は、純粋かつ正統な中国伝統文化の紹介に大きな役割を果たし、世界中の人々から歓迎され、幅広い支援を受けている。新唐人テレビ局は、2006年クリスマスシーズンに、ニューヨークのブロードウェイで九回にわたる盛大な公演を行い、大きな成功を収めた。この公演を観賞した西洋人は、中華文化について口を揃えて褒め称えたが、華人の観客らも世界の有名なブロードウェイの劇場で中国の伝統文化を発揚することを誇りに思っていると語った。

しかし、新唐人テレビ局は独立性を以って真実を伝えている。特に、中国におけるSARS蔓延を暴き、中国共産党(中共)による法輪功学習者への残酷な迫害への連続報道、とりわけ法輪功学習者を対象とした暴利を貪る臓器収奪犯罪への報道、中共の著名な人権派弁護士の高智晟氏に対する不法な拘束、監視と審判への連続報道、そして「九評共産党(共産党に対する九つの論評)」による全世界における中国共産党からの脱党ブームに注目してきた。そのため、中共政権は、新唐人テレビ局が第一回の全世界新年祝賀祭を準備し始めてから、膨大な中国国民の血税を惜しまず、さまざまな下劣な手段を使い、新唐人の世界巡回公演を妨害してきた。

2006年末から、中共当局は、一段と多くの卑劣な手段を使って「全世界華人新年祝賀祭」の公演を妨害してきた。各国に駐在する中共の外交官らは、同公演のスポンサーに賛助の撤廃を強要したこと。公演先の政府関係者、大学教授、著名人に公演の出席、或は公演へのコメントの発表、賞状の授与をしないように書状を送ったこと。中国政府の名義で外国政府に、公演を行う劇場に契約を取り消すように圧力をかけたこと。違法に祝賀祭のために中国大陸で注文した出演用品を差し押さえたこと。新年祭のチケットを購入するつもりの観衆を惑わすために、新年祝賀祭の行う地域に中国大陸から劇団を送り、同一時間帯に同一劇場、或は近くの劇場を借りて上演したこと。それらの手段は、すべてコストを憚らぬ膨大な資金を費やすものである。また、それらの演出内容は、ほとんどが中共を宣伝するもので、中国伝統文化を歪曲したり、中国人と中国伝統文化のイメージを甚だしく損なった。

中共当局による新唐人テレビ局への妨害は、「第一回全世界華人新年祝賀祭」の準備期間中、すでに始まっていた。中国国家放送映画テレビ総局(以下「総局」と略す)は2003年12月16日に、新唐人テレビ局の「第一回全世界華人新年祝賀祭」を如何に妨害することについての具体的指示を各省、自治区並びに直轄市に所属する放送映画テレビ庁に機密の速達暗号電報で下した。中共の中央紀律検査委員会の総局に駐在する紀律検査組組長は、「第一回全世界華人新年祝賀祭」のことを「中央テレビ局春節祝賀祭に対抗する」ものだと言った。総局に所属する中央テレビ局は数回にわたり新唐人テレビ局と契約した衛星中継会社に、新唐人テレビ局との長期的チャンネルのレンタル、或は番組放送の契約を阻止することに圧力をかけた。中国の各国に駐在する大使館と領事館は、所在国の政府関係者、学者、著名人に手紙を送って、彼らが新唐人テレビ局の「全世界華人新年祝賀祭」の公演に祝辞を送ったり、取材を受けたりしないよう要請している。さらに中共当局は、新聞、公の集会において直接、新唐人テレビ局を攻撃し、または華僑連合会を利用し、地域社会の人々、とりわけ中国人に新唐人テレビ局を支持しないように要求している。

そのほかに中国情報産業省は、欧州の衛星会社に圧力をかけることで新唐人テレビ局の放送を妨害する。WOIPFGは、かつてそれに関して、関連する追及通告と調査報告を発表したことがある。

上述によって、WOIPFGは、新唐人テレビ局の「全世界華人新年祝賀祭」公演への妨害、そして破壊を画策し、その実行に参与した責任を持つ機関と個人の名を以下のように公表し、事実の真相究明及び関連する責任を追及する。

中国共産党中央政治局常務委員会委員・曽慶紅

中国外務省、同省大臣・李肇星、外部省の各司、局、各外国の大使館、領事館の妨害にかかわる者

中国文化省、同省大臣・孫家正及び各司、局の妨害にかかわる者

中国国家放送映画テレビ総局、同局局長・王太華並びに他の妨害にかかわる者

中国国家安全局、同局局長・許永躍並びに他の妨害にかかわる者

WOIPFGは、2003年1月20日に設立した国際組織で、当組織の設立趣旨は、世界における正義の団体及び国際刑事警察機構などに協力し、世界における法輪功へのあらゆる迫害に参与した責任者を追及し、被害者に協力して世の人を目覚めさせるために、法律に照らして犯罪者に厳しい制裁を加えることである。

「法輪功迫害を追及する国際組織」
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