在日華僑の子供たちの嘆き - もう中国には行きたくない!(下)

【大紀元日本2月7日】共産党政権が中国本土を制圧してから58年、日中国交正常化から35年が経過した。中国で生まれ育ち、この30年ほどの間に自ら渡日した華僑の親たちにとっては、懐かしい故郷である中国も、日本で生まれ育った子供たちの目には、とても理解できない、二度と行きたくない国と映ることが少なくないようである。前回に引き続き、中国語新聞紙「中文導報」が報道した、そのような華僑の子供たちのもう一つの事例を紹介する。

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劉立萍さん(仮名)は一男一女の母親である。劉さんは子供たちが幼い時から、中国にいる実家の母親を頻繁に訪れ、それは子供たちにとって最もうれしいことだった。しかし子供たちが中学生頃になると、父母と一緒に中国の親戚のもとを訪れるのを嫌がり始めた。劉さんが理由を尋ねても子供たちは答えず、ただ行きたくないと言うだけだったが、ある時、とうとう娘が理由を語った。それは、伯母や叔父が彼女を「小日本」と呼ぶのがいやだから、というものであった。娘が従兄といっしょに日本対中国のバレーボールの試合を見ていた時も、従兄は何度も「やっちまえ、小日本を打ちのめせ、日本のばか者共を打ちのめせ」と言っていたという。これが彼女にとって非常に居心地が悪かったのである。娘は母親にこう言った。「おかあさん、私、中国語はいつもあまりわからないけど、従兄が言った言葉はみんなわかったよ。従兄は中国チームを応援していたけど、日本や日本人をとても嫌っていることが言葉に表れていたの」。

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