ワシントンポスト:中共が政策転換、外資の対中投資を制限
【大紀元日本2月6日】最近の数ヶ月間、中共は、外資の対中投資を制限するための新たな規定、制限措置を相次いで打ち出しており、不動産、小売、造船、金融・保険など多くの産業に影響をもたらしている。中国市場における外資は、次第に利益を得ることができない境地に直面しており、一部の外資にあっては、中国での営業を終了させると突然に発表している。また、更に大きな政治的テーマは、中国において、経済民族主義、ひいては保護主義が興隆しているのではないかということである。
米紙ワシントンポスト(2日)は、「私は、私が知っていることを貴方が知らないと知っている」と一人の中国人が、一人の欧米人を揶揄して発した言葉について報じている。これは、あるネット広告の宣伝文句である。この、広く歓迎されている広告は、中国の検索サイトである「百度」が製作したもので、ライバルのグーグルを揶揄したものである。しかし、これは、中共が、外国企業及び外資による中国への投資に対する立場を見直していることの、明白な兆候の一つである。
1990年中垣xun_ネ降、中共は、海外からの投資を積極的に誘致し、これを以て自身が世界経済の強者となる助けにしようとした。しかし、最近の数ヶ月において、中共政府は、本土企業を不公平な競争から保護する必要があるとして、中国でビジネスを行おうとしている外資企業に対し、新たな規定を数多く設けている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。