米国の専門家が推薦する健康食品

【大紀元日本1月31日】ニューヨーク・タイムズの食品コラムニストは、健康に良い食品として以下の5種類の食品を推薦した。

オリーブ油

抗酸化物質をたくさん含んでいるオリーブ油は、血液中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らして、心臓疾患を予防する効果がある。米国食品医薬品局(FDA)はオリーブ油を使用した商品に「この食品は健康によい」というラベルを貼るように指導している。最近の研究によれば、オリーブ油は心臓病以外に、脳卒中、認知症、乳がん、大腸がんなどの病気にも予防効果があると言われている。スペインはオリーブ油の産地として有名で、世界で消費されるオリーブ油の4割は、スペインで生産されている。

大豆

大豆に含まれているイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがある。大豆イソフラボンは、骨粗鬆症や更年期障害、乳がん等の病気に対して予防効果があると言われている。アジアの国、特に日本人は、豆腐をはじめ大豆を原料にした食品をたくさん食べている。長寿で有名な沖縄では、一人当たり一日に摂取する大豆食品は60~120グラムにも達している。大豆は日本で作られたものが上質である。

ヨーグルト

ヨーグルトは免疫力の増強、膣や腸内の環境改善、骨粗鬆症の予防、高血圧症の治療、癌の予防、ダイエットなどに効果的な食品である。ある新しい研究によれば、毎日3カップの低脂肪のヨーグルトを食べる肥満者グループは、低カロリーの食事をする肥満者グループより、ダイエット効果は2割も増え、体脂肪の軽減効果は6割も増えた。ギリシャのヨーグルトはより上質である。

レンズ豆

レンズのような円盤状の形がその名の由来である。レンズ豆はたんぱく質の含有量が多く、鉄分、ビタミンB群、食物繊維も豊富で、栄養価はとても優れている。インドではスープやカレーによく使われる。レンズ豆に含まれているビタミンB群と葉酸は、胎児の奇形率の予防、心臓病と癌の予防、および老化防止の効果がある。レンズ豆の主な産地はインドである。

キムチ

韓国でよく食べられている食品である。キムチはビタミンA、B群、Cをたくさん含み、消化を助ける有益な細菌も含まれている。これらの細菌は真菌の感染を抑制する効果もある。また、キムチの発酵段階で生成される化合物質は、がん予防にも効果があると言われている。韓国の人々は、毎年一人あたり18キログラムのキムチを食べている。

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