日中首脳相互訪問の思惑=台湾・明居正教授
【大紀元日本1月29日】日中両国はこのほど、4月中の温家宝首相が訪日の期間中国会で演説を行うことに向け、具体的内容を詰めていくことで合意した。これが実現できれば、中国指導者が22年ぶりの日本国会での演説となる。最近、日中首脳間の相互訪問の思惑について、台湾総統府両岸関係特別顧問チームのメンバー、台湾大學政治学部の明居正教授は26日に本紙の取材で、日中両国にそれぞれ深層で策略が進行していると分析した。
明居正教授は台湾大學政治学部の前学部長、台湾中国政治学会理事長。2000年から台湾国家政策研究基金の国家安全チーム特別研究員も勤め、台湾総統府両岸関係特別顧問チームのメンバーとして国家政策提言に活躍している。
明居正教授は、外交は内政を補完する目的であり、中共が最近極力、日本を丸め込む行動の背後に、国際政治の圧力を均衡するほか、崩壊寸前の政権への延命目的であると指摘した。
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