北京市政府前:直訴者千人以上が集結、行政府と企業の癒着を訴える

【大紀元日本1月23日】1月17日午前、行政府と企業間の癒着による投資詐欺の被害者千人以上が、北京市政府前に集結し当局に訴えた。暴動に備え、警備が強化され、行政府官庁の回りには大量の警官や警備用車両、直訴者たちを連行するための大型バスなどが配置された。直訴者たちは午後2時頃に解散した。

目撃者の王学新さんによると、「林地の投資売買を勧められた人たちは、午前9時ごろにすでに千人以上が集まっていた。金額は明白になっていないが、彼らが投資した資金の行方が分からなくなったそうだ。官庁周辺に4、5台の警察車両が直訴者の連行を待機していたが、最終的には誰も連行されなかった…直訴者たちの中から5人の代表が選ばれ、王岐山・北京市長との面会を求めた」と語った。

また、直訴者の周莉さんは、当時行政府官庁前の道路は、車両が通行できなくなるほど人でいっぱいになったという。周さんによると、実際には7千人以上の被害者が億リン林業に騙されたが、今回は千数百人しか来ていないという。

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