中国、国民福祉のほとんどない国

【大紀元日本1月2日】ここ2年くらい、イギリスを訪ねた人は皆「(イギリスは)中国と全然違いますね。イギリス人は金儲けの話など全く口にしません。彼らがよく口にするのは『福祉』しかないですね」と話す。

現在、北欧の国々は「福祉国家」と呼ばれている。実に、いわゆる資本主義の故郷とされている西欧、特に資本主義の発祥地といわれるイギリスにおいて、人々が関心を寄せているのはもはや資本主義の初期段階の問題、たとえば労使問題や貧富の格差、あるいは余剰価値理論ではない。彼らが今最も関心を示しているのは、「福祉」という元々社会主義に属していた問題である。

国民は政府に対して福祉を求めている。

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