【季節のテーブル】虫めずる秋
【大紀元日本10月6日】お隣の中つ国(中国)では、「闘蟋(とうしつ)」という宮廷起源の遊びが、唐代の昔から男性諸君に連綿ともてはやされて来ました。現代風「闘蟋」用のマニアックな飼育サイトがあって今でもポピュラーです。
サークル仲間が、一秋のチャンピオンを目指して丹精を込めて育てたオスコオロギを持ち寄り、2匹を闘盆(20センチほどの楕円形のリング)に入れて闘わせます。勝ち誇って羽を振るわして鳴く、美しい雄叫びの勇ましい姿を観賞します。ひょうたん型の容器などに、一匹のコオロギを忍ばせ懐に持ち歩いて暖め、鳴く声を聴くという趣向があります。これなど中国流「虫の知らせ」を聞くわざなのでしょうか?
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