高智晟弁護士事件:公安当局、予審段階に

【大紀元日本9月14日】中国人権派弁護士・高智晟氏が当局に勾留されすでに4週間近くなり、情報がまったく得られない中、中共の公安関係者がこのほど、同氏の助手・温海波氏に連絡し、本案件はすでに予審の段階に入ったと告げた。また、すべての預金通帳が押収されたため、高弁護士の家族の生活が危機に瀕しているとの公安の説明に応じ、温海波氏は3千元(日本円約4万5千円)を援助したという。一方、北京の人権活動家たちは、高弁護士に代理弁護士を雇うことを検討しているという。

ラジオ自由アジア(RFA)によると、高弁護士の助手・温海波氏は12日の取材で、9月初め頃に、公安関係者は自ら彼と連絡を取り、高弁護士の案件は予審段階に入ったと告げ、銀行通帳などが物的証拠として押収されたため、生活が窮地に立たされた高氏の家族を救援するよう求めたという。以下は温海波氏の証言に基づいてまとめた内容である。

温海波氏によると、公安を通して彼は3千元を渡したという。その数日後に、高弁護士の妻・耿和さんから電話が掛かって来た。内容は、高弁護士からの手紙が届き、「監禁中に、大きな人身傷害を受けていない」と書いていることや、自宅に警察が駐留し、一家が監視されていることなどである。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年CCTV春晩でロボット企業が集中登場、ロボットの射撃AI動画も拡散。専門家は中共の兵器化・軍民融合戦略を指摘し、軍需偏重で民生圧迫の経済構造危機を分析
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
軍副主席・張又侠の拘束説が流れる中、習近平の姉・斉橋橋ら家族にも「外出禁止令」が出たとの衝撃情報が浮上
中国当局は3年連続で成長目標達成を強調するが、不動産不況や企業収益の悪化、地方政府の目標引き下げといった現実は、その数字と噛み合わない。筆者は整い過ぎた統計の数字よりも、企業や地方の現場から聞こえてくる悲鳴のほうが、いまの中国経済の実態を雄弁に示していると思う