中共当局、海外逃亡した着服官僚リストを一部公開
【大紀元日本8月16日】中国共産党の機関紙「瞭望」によると、中共の「腐敗を処罰し、防ぐ重要対策研究」課題チームが提出した資料には、中国で着服し外国に逃走した官僚は4000人を上回る、その中に金融界と国有企業に従事した官僚は全体の87.5%を占め、他部門にいた官僚は12.5%を占めると指摘した。しかし、正確に海外逃亡した着服官僚の人数を把握することが相当難しいという。
着服逃亡した官僚と関連するのは資金流出の問題だ。中国は1988年から2002年までの15年間に、流出された資金総額は1913.57億米ドルに及び、年計算では毎年127.57億米ドルの資金が流出されている。1990年を始め、資金流出総額は毎年平均100億米ドルで推移しており、しかも拡大する傾向にある。
中国での汚職事件や着服事件の発生率は年々上昇している。2001年以降、毎年約40000件の汚職・着服事件が起きている。その中に、着服金額が100万人民元に達する事件は1993年の57件から2000年には1335件に急増し、2001年以降今現在まで毎年1300件ほどで推移している。
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