米企業、広東省東莞市の労働者抗議事件を調査
【大紀元日本8月14日】中国南部の広東省東莞にあるおもちゃ工場で中国の管理者が長期的に工員を搾取し続けていると、ニューヨークにある「中国労働観察」がこのほど報じた。僅かな賃金で、労働者の宿舎環境も極めて悪い状態である。企業側に長期にわたり搾取されたとして、千人以上の労働者が最近猛烈な抗議活動を行い、その結果、工員数十人が警察に拘留された。この会社と関係があるウォルト・ディズニー、マクドナルドを含む四米国企業は、28日に中国に調査員を派遣し今回の訴えを調査している。
労働者が低賃金と劣悪な環境に抗議
労働組合員の話によれば、広東省東莞市にあるおもちゃ工場の労働者が同社の職場環境に対し長期にわたり不満を持っていたことが原因で7月に激しい不満が爆発、工員の多くは警官隊と衝突して負傷したり、警察に拘留されたりした。この会社はプラスチック製のおもちゃを生産し米企業に販売しており、その中にはディズニー、マクドナルド、マッテル、ハズブロー、そしてワーナーも含まれている。
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