香港経済短信 7月11日

【大紀元日本7月12日】

○香港市場113ポイント下げ16,500を割る

火曜の香港市場は周辺市場に影響され、ハンセン指数91ポイント下げで始まり、その後も低迷し最大で126ポイント下げ16,500を割り込んだ。市場関係者によればこのところの上げ持続への調整売りで堅調であることは変わりないとしている。PCCWの取引再開後の価格は8%下げ終値5.1香港ドル。ハンセン指数終値16,490.13下げ113.68或いは0.68%値動き16,477.46-16,568.62出来高241億香港ドル。

○チャイナネットコムは梁伯韜(Francis Leung)の株譲渡を歓迎

PCCW主席李澤楷は91.6億香港ドルでPCCWの23%の株を梁伯韜が購入した事と13.8億の第三者割り当てを公表。チャイナネットコム(0906)のスポークスマン李濤もPCCWの株移動を歓迎する旨の声明を発表。チャイナネットコムはPCCWとの戦略的連携を深めると言う。

○HSBC傘下のサウディイングランド銀行純利益51%増加

HSBCホールディングが40%の株を持つサウディアラビアイングランド銀行は6月期での半年間純利益が50.8%増加して4.8億米ドル、一株あたり1.29ドルになったと発表。サウディイングランド銀行によれば投資収益及び営業外収入が52%増加し、顧客預金残高も増加、貸し出しトラブルもなく資金需要は強いと言う。

○香港への海外からの投資増加

香港投資推進事務所所長盧維思は統計に基づいて香港への海外からの投資が増加を続けている事を述べた。6月までに156件の外資企業が新規開業、事業拡大など投資推進事務所の関与の基に成立。これは今年度目標240件の過半数を既に達成し、前年比8.3%増、4285人の雇用、68.2億香港ドルの投資受け入れが達成された。また香港がアジアでの投資受け入れに関しては高い位置にあり今年第一期だけで直接投資1020億香港ドルを受け入れた事も言明。

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]