【モンゴル「草点」便り】蒙古斑ノスタルジー

【大紀元日本7月5日】日本人の赤ちゃんには、蒙古斑があります。生まれたばかりのお尻に青いあざがくっきりと浮かび上がります。赤ちゃんを摘まんで地上に下ろした時に、神様が付けた指跡(蒙古斑)だと言うのがモンゴルの国の言い伝えです。そうだとするとモンゴリアンロードに連なる国の人々は、同じ神様から印を授けられた親しい仲間(神類)だと言う事になるのでしょうか?モンゴル衣装でおめかしして記念写真に写った日本人とモンゴル人を見分けるのは至難の業です。

初めて日本の地を踏んだモンゴル人が「な〜んだ、日本にはモンゴル人が一杯いるじゃないか!」と思ったというのは本当の話です。モンゴル人から「あなたモンゴル人ですか?」と聞かれる日本人がいることも確かです。蒙古斑ノスタルジーがお互いを仲間だと、正しく誤解!?させるのでしょうか?

モンゴル国では国を挙げての盛大なチンギス・ハーン建国800年記念事業が、今や真っ盛りで進行しています。そして今夏の最大のイベント「大モンゴルフェスティバル」が、ナーダム(7月11~12日、遊びという意味のモンゴル恒例の最大の祭り)を挟んで、7月1日~7月31日まで開催されています。蒙古斑ノスタルジーに誘われ、日本人がどっとお出かけ遊ばすこと間違いありません。どうぞ気をつけて行ってらっしゃいませ・・・。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。