香港:七・一 民主パレード、5万8千人が参加

【大紀元日本7月2日】香港返還の記念日7月1日、香港市民および中国からの観光客約5万8千人が四年目の「七・一パレードに参加し、香港の民主的普通選挙の実現を訴えた。

主催者の香港民間人権陣線は、今年の参加者は昨年の2万1千人よりはるかに超え、香港民主の顔とされる香港前政務長官・陳方安生氏の呼びかけのほか、2007年と2008年の行政長官と立法会議員選挙が近づき、市民の普通選挙に対する関心が高まった反映だと指摘した。陳方氏は25日、親中共派の多い選挙委員会に市民は落胆していることから、市民が自らの参加で新しい希望を見出し民主的な普通選挙の実現に向かう考えを示し、市民に「七・一」パレードへの参加を呼びかけた。また、「香港が返還されてから、中共当局が政策管理に関与したこの9年間を振り返り、民主的な普通選挙が香港にとって、公開した政策による効率的な良い政府および平和な社会を作る唯一の手段であることが明らかになった」と語った。

市民のスローガン:中共を蹴飛ばし、肥溜めに陥らせ、普選が成功(大紀元)

中国大陸からの参加者、土地強制徴収の被害を訴え(大紀元)

曾蔭權(ドナルド・ツァン)現香港行政長官が親共との批判(大紀元)

スローガン:共産党がなければ、普選は可能である(大紀元)

パレード(大紀元)

パレード(大紀元)

パレードに参加した香港前政務長官陳方安生氏(大紀元)

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]