米国防情報局:元ベテランアナリスト、中共への機密情報提供を認める

【大紀元日本6月30日】米国防情報局(DIA)の元関係者が、検察との司法取引の中で、「最高機密」を長期にわたり中共情報部員に提供していたことを認めた。

ワシントン・ポスト紙の6月23日の報道の中で、法廷文書と本案件を熟知する米司法関係者の匿名情報を引用、機密文書を取り扱うことができるセキュリティ・クリアランスを所持していた元分析員のロナルド・N.モンタペルト被告は(Ronald N. Montaperto)は、2004年まで、米国太平洋司令部研究センターで中国担当を務めるときに、犯罪行為があると認め、違法に国防情報を保存したことも含まれている」と報じた。

また、本案の事実関係を記す報告書の中で、「モンタペルト被告は、頻繁に中国大使館の軍事担当に、機密情報を含め中国に有利な情報を大量に提供したことを認めた」と書き記している。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。