中国海軍艦艇が衝突され、4人死亡、13人行方不明

【大紀元日本6月28日】ある中国海軍艦艇が22日、珠江口水域で衝突され、衝突相手が逃走し、艇上の軍人13人が行方不明となったと、中国中央テレビが報道した。

中国海上捜査センターによると、衝突事件は22日夜明けに発生し、艦艇の船体に損傷があり、艇上の軍人13人が行方不明となっている。逃走した衝突相手は排水量1万8千トンの香港貨物船「太平洋冒険号」と見られ、中国海事所は既に同船の所有者、香港太古集団の「中国航海」(China Navigation)に事情を聴取し、さらなる詳細情報は今のところ入ってない。

博訊ネットによると、衝突された艦艇は海軍774ミサイルの巡視艇で、艦の船首の1/3が切断され海底へ沈んだという。今回の事件は4人死亡、13人の行方不明者をだし、中には軍事学院から卒業したばかりの院生士官もいた。それは珠江口水域で起きた2件目の中国艦艇衝突事件である。

香港紙「苹果日報」はマカオ国籍軍事学会の会長・候黄東氏の話しを引用し、774号艦艇と中国香港駐在部隊770-773号艦艇は同種類になっているため、香港駐在部隊の兵士が事件当時774号で当番していた可能性も十分に考えられる。もし774号が遭難したことが確かであれば、香港滞在部隊の兵士が死亡または行方不明となっている可能性もあるとしている。

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