中国代表団の国際会議退席騒動、セキュリティ技術不採用の不満表明
【大紀元日本6月19日】6月上旬にチェコで開かれた無線LANセキュリティ技術の標準化を論じる国際会議の席で、米電気電子技術者協会(IEEE)のIEEE 802.11i規格が採用され、中共側の提案したWAPIが不採用とされたため、中国代表団は審議が不公正であると抗議し、全員が退席する騒ぎとなった。
AP通信の報道では、米電気電子技術者協会(IEEE)は中国の指摘を否認すると同時に、中国は規定のルールを遵守しなかったと反論した。
今回のセキュリティ技術の標準化で決められる規格バージョンは、未来のコンピューター業界、通信業の共同規格になり、急激な発展を遂げている無線LANネットワーク通信と深く関連するため、各界はこの問題を注目している。
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