【現代音楽家の作品】「時の終わりのための四重奏曲」

【大紀元日本6月11日】ある場所でたまたま楽器奏者に出会った。それがきっかけで曲が生まれ、演奏会まで開催された。オリビエ・メシアン作曲「時の終わりのための四重奏曲」は、そんな曲です。

メシアン(1908-1992年)はフランスの作曲家です。わずか10歳でフランスのパリ音楽院(コンセルバトワール)に入学を認められ、11年間にわたり音楽教育を受けました。卒業後、彼はパリのサン・トリニテ教会のオルガン奏者となり、そこで60年間もオルガン奏者として、また作曲家、演奏家として活躍することとなります。

第二次大戦中に彼はフランス軍に召集され、戦地に赴き、ドイツ軍に捕らえられてしまいました。収容所から解放された後の1942年、彼は母校のコンセルバトワールに教授として迎えられ、ブーレーズなど、たくさんの著名な音楽家を輩出しました。また、移調の限られた旋法、トータル・セリー、また鳥の鳴き声に基づく作曲など、芸術創作の面で多彩な才能を発揮する一方、彼自身が熱心なキリスト教徒であったことから、たくさんの宗教音楽も作曲しました。

▶ 続きを読む
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。