香港経済短信 6月2日-4日

【大紀元日本6月5日】

○先週の5大市場落ち着きを受けて267ポイント上昇

先週金曜日の香港市場は周囲の反転を受けて連日の下げから上昇へ向かい15,900を回復。移動平均は4.3%の上げ。ハンセン指数15,912.71で267.44あるいは1.71%上げ。値幅15,677.04-15,920.06出来高396億香港ドル。週での上げは17ポイント。

○香港個人住宅売買数増加

中原地産の資料によれば5月の個人住宅売買数及び総額は7ヶ月ぶりの高い水準となり昨年10水準へ。売買件数6864で4月に比べ15%増加。取引額合計217億香港ドルで4月に比べ59億香港ドル増加。

○生促局:香港の自由貿易港の地位は大陸の港湾に短期的には取って換わられることは無い

香港生産力促進局企業発展および物流総経理李啓倫は大陸の港湾が香港の自由貿易港の地位を短期的に奪い取る事は無いとの見解を表明。香港貿易港は大陸の輸入品の窓口として消費拡大にあわせて扱い量が拡大しており、本土の企業の取引窓口の設立も目立ち、香港中小企業の中国市場展開の助けとなっている。李啓倫はさらに香港の製造業への関わりも指摘し、香港の生産性向上サービスとつながっている事を説明した。

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