アモイ海事当局、海洋巡視艇基地を新たに建設

【大紀元日本5月18日】中央社によると、アモイ海事局は近く、台湾海峡を臨み「台湾海峡中南部海洋巡視艇基地」を建設する予定、基地には1000トン級の巡視艇が停泊できるという。福建省「東南快報」が引述したアモイ海事当局の指摘によると、基地の位置は、アモイ湾高嶼岬の突端にある高嶼フェリー埠頭で、博坦油埠頭までの水域はアモイ海事局の専用埠頭となる。近く着工予定だという。

アモイ海事局基地建設計画副所長によると、専用埠頭は来年2月落成を目指し、台湾海峡に1000トン級の海洋巡視艇を派遣、60m級の海洋巡視艇が停泊できるよう母港として使用される。

報道によると、アモイ海事局が管轄する台湾海峡中南部海域は、国際的な海路の要点で、南北に往来する船舶が益々多く、漁業シーズンには、漁船多数が当海域で操業、漁船と漁船、商船と商船とで衝突事故が多く、船舶航行に深刻な影響があるという。

このため、アモイ湾内の船舶安全、事故防止のため、アモイ海事当局は中大型巡視艇基地の建設に迫られているとみられる。

報道によると、昨年にアモイ港から出航した船舶は、のべ1381隻、積み出した貨物は、のべ170万9141トンに及んだ。基地には、緊急救助用のヘリポートも着工予定だという。

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