中共衛生部長、欧州会議で四面楚歌
【大紀元日本5月4日】中共衛生部長・高強氏が先月末、ウィーンで開かれた欧州共同体の衛生大臣会議に参加した際、記者会見中に中国での法輪功学習者に対する臓器不法搾取について質問され、答えに窮した。更に、台湾が世界健康組織(WHO)に加入する試みについてコメントを求められ、質問に困惑していた様子だった。
フィナンシャル・タイムズ4月27日の観察報道によると、最近では、米国大統領官邸前での胡錦涛総書記に対する抗議事件のように、中共官僚が海外に出国する際、人権問題の抗議に必ず遭遇するという。中共衛生部長のウィーンでのできごとはその一つの例だ。
このほど、中国大陸では、生存中の法輪功学習者から臓器を不正摘出、売買する事案が発生、中共当局の非道について海外から非難の声が挙がっている。4月20日ホワイトハウスの歓迎式典での抗議事件以来、欧米の主要メディアがこの話題を取り上げ、民衆の間に大きな反応を呼んでいる。摘出される臓器は腎臓、肝臓を始め、肺、心臓、角膜等、多岐に渡っており、死刑囚からの摘出も問題視され始めている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。