清朝・乾隆帝時代の逸品、香港の競売で落札

【大紀元日本4月18日】清朝・乾隆帝が愛用した宝刀「宝騰」や、着用した竜の模様入りの長着など43件の逸品と200以上の磁器と工芸品が、オークションに出品され、香港サザビーズ社は、4月9日、10日の2日間香港会議展覧センターで競売を主催した。会場には約3百人の収集家が集まり、熱く競い合った。

結局、43件の逸品はすべて落札され、競売総額は1億8千万香港ドル(約27億円)に達した。そのうち宝刀「宝騰」は4千6百万香港ドル(約6億9千万円)で落札され、つづれ織りの雲竜紋様の甲冑は1千4百万香港ドル(約2億1千万円)、両方とも清朝の同類の工芸品の世界競売記録を更新した。一方、乾隆帝が着用し、約一万個の真珠が嵌められている竜の模様入りの長着を、東アジアの収集家が1468万香港ドル(約2億2千万円)で手に入れ

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。