中国:エイズ支援者・胡佳氏、釈放

【大紀元日本3月30日】ハンストリレーに参加したため拉致され、1ヵ月半にわたり秘密監禁されていたエイズ支援の活動家胡佳氏は28日、自宅近くで公安当局に釈放された。妻の曾金燕氏が胡氏の釈放事実を確認した。ハンストリレーの発起人、人権派弁護士・高智晟氏は、胡氏の釈放に安堵の気持ちを示しながら、中共政権による民主活動家への迫害が止めない限り、胡氏のような正義者は依然逮捕の脅威に曝されていると指摘した。

胡佳氏は2月中旬に北京で行方不明になった。国内のハンストリレー抗議活動に参加していた胡佳氏は、行方不明になるまで毎日中共公安当局に24時間監視されていた。外部関係者は中共に秘密逮捕されたとみていたが、中共政権の関連部門は一貫として、家族の何度もの問い合わせに、堅く関与を否認し続けた。

胡佳氏は北京在住の有名のエイズ支援の活動家でもあり、エイズの発症がもっとも深刻の河南省などの各地で、感染者に経済援助や、生活必需品の無料提供などのボランティア活動を続けてきた。

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