米議会専門家、中共当局に、鳥インフルエンザ情報の透明化を求める
【大紀元日本2月28日】中国農業部は25日、浙江省と安徽省で新たな二人のH5N1鳥インフルエンザ感染と発表した。これの前日、米議会で主催された中国の鳥インフルエンザ問題に関する討論会で、専門家らが中国へ、鳥インフルエンザに関する情報の透明化を呼び掛けた。
中国農業部の発表によると、中国浙江省で、2月10日に発熱および肺炎の症状が出た女児(9)の検体から、陽性を呈するH5N1型鳥インフルエンザ・ウイルスが検出されたことを確認し、また、安徽省頴上県の女性(26)も同型ウイルスに罹ったことが確認されたことを発表した。同発表はこれまで中国で、人が鳥インフルエンザに感染した最新症例となった。農業部長・杜青林氏は「現在の情況から、全国的範囲で鳥インフルエンザの感染拡大の可能性は否定できないが、発病後の制御対策構築は強化している」と述べた。
しかし、中共当局が鳥インフルエンザ問題においてこれまでの対応は、国際社会に安心させなかった。24日の米議会で開催された討論会で、米国の対中問題専門家・季北慈氏は、中共当局が国内における鳥インフルエンザ感染拡大を予防するために、情報の透明化および国際社会に対する協力はこれまでの対応よりよくなったと示した一方、感染情報の提供によって地元経済に損失をもたらす考えの下に地方政府が情報提供を渋ることに対して懸念を示した。同氏は、中国農村地区は鳥インフルエンザ感染に対応する技術および資源に欠けているため、感染が拡大した際は、もっとも危険性の高い場所になり、憂慮すべきであると示した。
関連記事
米エネルギー情報局(EIA)は、米国の原油生産量が2026年に過去最高の日量1380万バレルに達すると予測。世界的な需要減退や米イラン情勢の緊迫化が続く中、新規プロジェクト稼働が米国の増産を牽引する
インドネシアのフェリーが悪天候下でジャワ海を航行中、乗客・乗員243人を乗せたまま連絡を絶った。最後の確認地点はバンジャルマシンから約148キロの海域で、当局が救助船などを派遣し捜索を続けている
米商務省はインド、インドネシア、ラオスからの太陽光発電部材に対し高率な反ダンピング・相殺関税を最終決定した。中国企業の迂回輸出を阻止し国内製造業を保護する狙いだが、過剰在庫を巡る貿易摩擦は激化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
台湾の桃園市で、台湾人を高収入の仕事で誘い、中国へ移送して臓器を摘出しようとしたとされる越境人身売買事件が摘発された。被害者3人は住宅に監禁され、港から中国へ送られる計画だったが、警察が移送前に阻止した。