中国の言論戦争
【大紀元日本2月27日】「銃から、政権が生まれる」、毛沢東のこの名言の現代版は、権力は、ペンから、あるいは、キーボードから生まれると言える。40年代の中国では、毛沢東が共産党反逆軍をリードして、ゲリラ戦術で国民党の軍隊を打ち破ったが、現在の中国では、記者とブログ作家、反体制者が世界最大の情報検閲機構―中国共産党の中央宣伝部と対抗するゲリラ戦争を起こしている。
英紙ガーディアン20日付けの「中国の言論戦争」によると、メディア戦争は、中国では目新しいことではなく、中国における優秀な記者たちが20年来絶え間なくひっそりと言論自由の境界線を推進し続けてきた。しかし、最近の「氷点」週刊廃刊事件はこの戦争を公にさせ、国際化しているという。「氷点」週刊が廃刊され、主要編集者が解任された後、中国における一部の自由主義者が力を合わせて、新しい技術と1989年の天安門事件以来の大胆さで中共宣伝部に反撃し始めた。
「氷点」週刊廃刊事件で解任された編集長の李大同氏は、中共宣伝部とゲリラ戦争を行った第一人者として見られている。彼のほか、「公益時報」の編集長・陳傑人も、個人的な問題で解雇されたことを主張し、インターネットで中共当局を抗議する活動をスタートした。
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