【季節のテーブル】お年玉は千秋楽へのメッセンジャー

【大紀元日本1月19日】千秋楽がなければ、お芝居はお終いにはなりません。ましてお相撲さんの世界ではなおさらです。日々の稽古から始まり、磨いた技を大舞台で収穫するフィナーレの<秋(とき)>を迎えます。一日千秋の思いとともに雪崩打つひと時に、かけがえもなく出会ってゆくことなのでしょうか?ともかく千秋楽はいつだって格別のご褒美です。何ともゴージャスなリリシズムが漂い、人々を誘ってやまない「おしまいの気分」の華やかさが溢れているというのが千秋楽です。人生の千秋楽もきっとそうなのです。

さて日々の眠りから私たちの<体>は目覚めます。夜の間に何か?を頂いて回復します。一週間後の休日に私たちは<心>をリフレッシュします。体験したことが何か?によって能力に創りかえられて私たちは蘇ります。四季がめぐり千秋楽の除夜の鐘が鳴り終わる真夜中に、お年玉が生きとし生けるものに配られます。お年玉は一年の時をつかさどる<時の神様=歳神(としがみ)様>が分け与える魂(たましい)のことでした。<鏡餅=ご神体>を割り、真っ白なお餅を美味しく頂いて<いのち>を更新させることもそうです。お正月に頂いたお年玉は四季をめぐって千秋楽にたどり着き、人生をめぐって最期の収穫の秋をもたらす<いのち>のメッセンジャーです。みなさ~ん、千秋楽まで大切に使いきりましょう。

(イザヤ・パンダさん)
関連記事
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
食品添加物「カラギーナン」が健康に与える影響についての新しい研究結果を紹介。インスリン感受性や炎症の悪化と関連があり、摂取を控える方法も提案します。
高血圧の改善には、薬に頼る前に原因を見つけることが重要です。自然な方法で血圧を安定させるための食事やツボ押し、生活習慣の改善方法を紹介します。