大晦日、北京請願者たちの厳しい現実
【大紀元日本1月31日】1月29日、中国は旧正月を迎えた。しかし、中国大陸の数十万人もの請願者は依然として辛い陳情の道を歩んでいる。
大晦日の1月28日、北京の国際難民署や世界人権などを訪れた約5、6百人の請願者は警察に連行され、馬家楼などの派出所に拘禁された。拘禁室の中の温度は氷点下4~5℃にもなり、請願者らは足を踏みならして暖を取る。拘禁された請願者たちの中には1、2才の乳児を抱いている母親もいた。
また、一部の請願者は胡錦涛国家主席と温家宝総理の住宅近くへ年始参りに訪れた。住宅の周りには少なくとも6台のパトカーと20人以上の警察がパトロールし、請願者200人余が拘禁された。連行を拒否したために、警察から暴力を受けた者も少なくなかった。
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