中国共産党政権の甘い罠
【大紀元日本1月22日】日本駐上海領事館の男性館員が、女性問題で中共関係者から脅迫を受け、日本の外交機密情報の提供を強要されたが、国を裏切ることができないと遺書を残し、2004年5月領事館で自殺した。実際には中共政権は外国人から重要情報を得るために、色気作戦を慣用する一説がある。まず美人をターゲットに接近させ、肉体関係を持ち、愛人にまで発展すると、決まって事実が発覚し、女性問題や買春疑惑などの因縁を付け、ターゲットが脅迫され、結局中共の思い通りに情報提供に応じる。日本人男性館員も被害者の1人である可能性が高い。それだけではない、国内外の民主活動家を迫害するにも、国内外社会の批判を避けるために、同じ手法を悪用し、買春や女性問題などで逮捕勾留し、政治目的を果たしてきた。
1964年、駐中国フランス公館の外交官ベルナール・ブルシコ(Bernard Boursicot)氏は、女装の京劇役者・時佩孚と交際を始まり、後に時佩孚「女史」は自分が妊娠したと言い出し、中共政権が用意した青い目の混血児が「生まれた」。その後時佩孚「女史」を経由し、フランスの極秘国家情報が中共政権に漏洩した。
帰国後ブルシコ氏が中国にいる「家族」のことを忘れることができず、文化大革命の期間中、「愛人」が自分たちの安全を保証するためと称し、さらなる極秘情報の提供を要求し続けた。1982年ブルシコ氏の「家族」はフランスの居住権を獲得し、パリに渡航した。しかしまもなくこのカップルがフランス政府に逮捕され、刑務所で数十年愛し続けた時佩孚「女史」は実は男であると知ったブルシコ氏は、ショックのあまりに、喉を切り自殺を図った(早期発見したため、命は助かった)。
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