鳥インフルエンザ研究の権威、発言訂正、中共の圧力か
【大紀元日本1月11日】2003年SARS大流行時の中共政権の真相隠ぺい体質がいまだに残っていることから、香港大学の鳥インフルエンザ研究の権威・管軼助教授は、中共政権の鳥インフルエンザ情報の信憑性に疑問を投げかけていたが、最近、管氏はこれまでの発言を訂正してきたという。
鳥インフルエンザ研究の権威、香港大学微生物学の管軼助教授は昨年7月から英国誌「ネーチャー」で文章を発表、中共政権による鳥インフルエンザ感染の情報隠ぺいを暴露し、中国で感染した渡り鳥が世界各地にウイルスを蔓延させると警告した。結果、中国国内の汕頭大学の研究室が強制閉鎖され、これまでに集めた貴重なウイルスサンプル約数百例もすべて当局に押収された。
最近ではカナダのグローブ・アンド・メール紙の取材に対し、管軼助教授は「鳥インフルエンザのウイルスは中国全土に拡散されている、中共政権が感染の真相を隠ぺいしている直接な証拠を所持している」と明かしたばかり。
ところが、管軼助教授は9日、香港での専門家会議を欠席し、代わりに文書で、これまでの発言を訂正すると表明してきた。中共政権からの圧力によるものとみられている。
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